BOTの代表格であるクローラについてインターネットで調べていたところ、「岡崎図書館事件」別名「Librahack事件」に釘付けになった。
まずは以下のサイトを一読して欲しい。
私がこの事件を見て思ったのは、加害者にいくら悪気が無かったとしても、被害者側の方が立場が強くなってしまう点である。
BOTの利用者は、サーバへのアクセスを頻繁に行えば、サーバには負荷を掛けていることを肝に銘じて頂きたい。企業は、商品を売るためにサーバ能力を強化して、何が来ても耐えうる能力を持っているし、例えサーバダウンしたとしても、BOT利用者を訴えることは無い。
岡崎図書館のサイトとオンラインショップサイトは、サーバの規模は違えど、WEBサーバである点は同じなのに、なぜ岡崎図書館はBOT利用者を訴えて、オンラインショップサイトはBOT利用者を訴えないのか。私は、オンラインショップサイトがいつ訴えてもおかしくないと思っている。
岡崎図書館事件では、BOT利用者は悪意は無かったとしても、被害者から見れば加害者であり、実際に被害届が警察に受理されている点を踏まえると、オンラインショップサイトでBOTを利用して逮捕されても不思議は無いと考える。
ただし、オンラインショップは、商売をしている関係上、売上を上げるためにはある程度許容しなければならないため、BOTに対しても寛容なだけだと思う。
「BOTは違法が合法か」なんてふざけたブログタイトルを見かけるが、BOTが違法なら俺はとっくに捕まっている。インターネットが世間に広まったことで、無法地帯になっているからこそやり過ぎる輩を取り締まる必要があるのだと思う。
BOTを利用している時点で、知らなかったでは済まされない。世間はBOTのことをこのように思っていることを理解した上で、節度ある利用を心掛けて頂きたいと思う。
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