Service Unavailable

HTTPプロトコルの応答ステータスにおいて、Service Unavailableというのがあります。

以下は、 https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTTP/Status/503 を引用しています。

HyperText Transfer Protocol (HTTP) の 503 Service Unavailable サーバーエラーレスポンスコードで、サーバーがリクエストを処理する準備ができていないことを示します。
一般的な原因は、サーバーがメンテナンス中のために停止していることや、過負荷状態になっていることです。このレスポンスは、一時的な条件に使用する必要があり、 Retry-AfterHTTP ヘッダーには、もし可能であれば、サービスの復旧に要する予想時間を含めるべきです。
メモ: このレスポンスと共に、問題を分かりやすく説明するページを送信する必要があります。
503 のステータスはしばしば一時的な状態であり、レスポンスは頻繁にキャッシュされるべきではないため、このレスポンスと共に送信されるキャッシュ関連のヘッダーは注意する必要があります。

最近関わった3つのサーバの全てが混雑時に503を返しています。楽天チケット、LivePocket、ASICS Tigerです。

上記3つのサーバは、発売時刻と同時に503のアクセス制限となるのですが、一定時間が経過すると、アクセス制限が解除されて、通常のアクセスができるようになります。

アクセス制限が掛かると、恐らく一律制限が掛かるため、持久戦の状態になります。サーバが処理することが可能なアクセス数になるまで制限をかけています。アクセス数がしきい値を下回ると、アクセス制限が解除されるという感じです。(あくまで私感です。)

このような仕様にするメリットは、比較的能力が低いサーバでも運用が可能になるという点があります。ユーザビリティは最悪ですけどね!!

週末はASICS Tigerのコラボ商品に参戦していました。

初めての参戦ということもあって、サーバの勝手が分かっておらず、リトライ処理が不十分だったのですが、ユーザがそれを補うマクロを作ってリストックしていましたwww

ものの5分ぐらいで対応していて、いろんな状況に臨機応変に対応するところが流石です。

ただし、動画のような処理は、本来であればBOTが搭載すべき機能のため、今後の改善・対策内容に盛り込みます。

当BOTの仕様についておさらい

ECサイトやチケット販売サイトにおいて、以下のような仕様があります。

1.ログインセッション時間が存在する

2.新商品(新発売チケット)が出るまで、監視間隔毎にアクセスする

3.BOTの背景色は、黄緑は自動ログイン動作に入ったことを知らせる、黄色は動作開始、青は目的の商品が出現したため、購入動作に入ったという意味である

1については、購入前にログインすることにより、購入中のログイン処理を省くことができるため、より早く購入手続きを行うことができます。

対応できているBOTについては、ECサイトの標準的な仕様として10分程度のログインセッションがあるため、タイマー動作時に限り、購入動作開始時刻の10分前から自動でログインする仕組みがあります。

これを使う場合の注意点としては、BOTの開始ボタンを押す前にログインボタンを押さないことです。

チケットぴあやイープラスなどのチケット販売サイトは、購入時のログインセッションという概念がないので、自動ログイン機能はありません。

一方で、LivePocketは、ログインセッションがあることが判明しましたので、近いうちに自動ログイン機能を追加します。

2については、新商品(新発売チケット)が出現するまで、アクセスし続ける機能です。但しアクセスし続けるとサーバからIPBANされる可能性が高まるため、監視間隔毎のアクセスを行うような仕組みとなっています。

2はブラウザで行う場合のF5を一定間隔で押す行為を自動で行っている感じです。

2の機能は、BOTの左下のステータス表示部分において、時刻が逐一変わっていることで視覚的に確認できます。

3についても時々問い合わせがあるため、明記しました。

LivePocket自動購入は、これまでは1週間ライセンスのみを扱っていましたが、半永久版が欲しいという意見を頂いたため、別途用意しました。機能は、1週間ライセンスも半永久ライセンスも同じものです。

ASICS Tiger自動購入をリリースしました。明日の人気商品で初動作となります。結果は追って報告する予定です。

只今、Yahoo!ショッピング 自動購入を制作しています。完成は今月中を予定しています。βテスト時に参加したい方は、メールにて問い合わせください。

2019/08/20 追記
Yahoo!ショッピング自動購入のβテスト利用者の受付を終了しました。
参加表明頂いた方々には、完成した際に折り返し連絡いたします。