エルメスの商品はバカみたいに高額だと思うが、欲しい人からすると喉から手が出るほど欲しいもののようで、欲とは?という感覚になった話をしたい。
エルメスオンラインは、先着の商品を扱っており、早い者勝ちではあるものの、グローバルIPアドレスのブロックが世界一激しいところでもある。それだけみんなが狙っているということなのだが、つい最近ユーザに成り掛けた人から色々な話を聞いて、なんか凄いことになっているなぁと思うことがあったので、隠すようなことでもないので、ダラダラ書いていく。
日本は円安真っ只中で、世界から見てもかなり割安感があり、エルメスなどのハイブランド商品も他国と比べれば圧倒的に安いのだそう。それをビジネスにしようとしているのが中国人だ。
1つ目は、人気商品がリストックされたらそれを通知することを商売にしている輩。サブスク契約で月額10,000~15,000円程度らしいが、ラッキーじゃなければまず取れないだろう。それでも通知が来てカートに入っただけでも夢見るのだそうだ。「次は取れるのではなかろうか!!」と。
2つ目は、自分たちで取ったものをTwitterで自慢しつつ、かなりの手数料を取って売り捌く輩。なんでも輩にはいくつかの組織が存在していて、序列によってその商品の色を取ってよい輩とダメな輩という括りがあるらしい。
インターネットという仕組みは、世界共通の仕様に基づいており、速度の違いはあれど誰がやっても同じ仕組みを使っていることに変わりはなく、ショートカットなどというものも存在しない。
あそこは良く取れるというものがあるとしたら、品質の良い機器や通信環境を使っている程度である。
エルメスを高く売り捌けるなら、私も本業にしたいぐらいだが、どの色が高く売れるのかなんて分かる訳ないし、そもそもハイブランドに興味が無いので、途中で飽きてしまいそうだし、モチベーションも下がってしまいそうだ。例え取れたとしても、取れるまでの経費を考えると、日本で売るのは赤字にしかならなさそうだ。
ウィルスバスターのようなウィルスチェックソフトウェアは、本来ならWindowsのチェック機構で十分なはずなのだが、未だに年間契約をしている人がいるのにも驚かされる。情弱な人たちをカモにするビジネスモデルは、情弱な日本人をターゲットにしたモデルだと言える。
今やITは生活に無くてはならないものだからこそ、知識を付けなければ日本の衰退は加速していく一方だと思う。IT技術者が学ぶ基礎知識の一部を学校教育でも必須科目にする必要があるんじゃないか?