当社が使うWeb Engineが遅い原因が分かりました

よく当社のブラウザ読み込みが遅いという意見を耳にすることがあり、自分自身も感じていたのですが、Web Engine(Chromium)のバージョンが古いことに起因することだと考えていました。しかしそれが間違っていることが最近分かりました。

遅いのがChromiumのバージョンの古さに起因していると考えていたため、常により新しいブラウザバージョンを使用するのが良いのだろうと思っていたのですが、いつもと違う場所(環境)で作業したいと思いノートPCで開発をしていたところ、自宅デスクトップPCでは糞遅くなる症状が全く現れないことに気づき、これはWi-Fi環境などの回線やIPアドレスに起因する問題ではなく、PC単体の問題であることが決定的になりました。

インターネットで同様の事例について調べたところ、その中で一番多い解決策が、複数あるLANアダプタがある場合、必要なLANアダプタ以外はDisableにすることで速くなったというコメントがありました。

LANアダプタが複数ある事例としては、VPNだったりVirtual BOXなどの仮想環境のLANアダプタだったりします。

自分のデスクトップPCとノートPCでこのLANアダプタの構成を比較すると、異なる点は、Virtual BOXの仮想LANアダプタの有無の違いしかありませんでした。ちなみに、デスクトップPCにインストールされているVirtual BOXの仮想LANアダプタをDisableしてみましたが、症状は変わりませんでした。なので、Virtual BOX自体をアンインストールしてみたらどうなるのかなどを引き続き調査していこうと思います。

このブラウザ動作が遅いことを問題視したために、新しいWebブラウザを使うなどの方針転換をしてきたのですが、遅い問題が解消すれば、ブラウザを変える必要が無くなるため、自分の中の問題点・懸念点が無くなるのがとても大きいです。

TIGETなど、Googleのセキュリティコンテンツを使ったサイトが増えてきている中で、ブラウザを省いたHTTP通信のみの自動化が厳しくなってきており、ブラウザ操作とHTTP通信を組み合わせることで、より速い自動操作をできるようにしていくことが必要だと感じています。

販売しているBOTの中でもTIGETについてはなかなか期待した結果が出ていないため、近日中にブラウザ自動操作を増やしたバージョンにアップデートしていく予定です。

2021/12/06追記
ticketbookのリセール商品のリストック監視&自動購入を作成しました。
欲しい方はメールください。
ブラウザ自動操作の遅い場合と早い場合の違いを以下の動画で確認いただけます。

早いバージョン ノートPC(インテル® Core™ i7-6500U)

遅いバージョン デスクトップPC(インテル® Core™ i7-8700K)