コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌

今読んでいる書籍である。私は営業行為に対して苦手意識を持っており、成功した試しがない。

私が苦手意識を持っている営業とは、飛び込み営業のことだ。営業職に就いたら必ず経験することになる新規顧客の開拓だ。このテクニックさえ身に着ければ一生食べていけると思う。

営業職は、ものを売ってくることが使命になっている。しかしこれは営業する側の立場で考えたものであって、ものを買う側の目線では無い。ここに落とし穴があることをこの本で思い知らされた。

ものを買う側の目線で営業するとはどういうことか。そのことがこの本に様々なケースとして書かれている。この本の著者自身が自ら経験した知識を惜しみなく伝えてくれている。

私が会社員として働いていたときに、上司や取引先の顧客を好きになったことがあるのは20年以上働いていた中で二人しかいない。(恋愛という意味ではない)

最初に出会った好きな取引先の顧客は、寡黙な方だったが決してこちらに押し付けることはせず、一緒になって考えてくれていた。まだ若かりし頃の私は今ではブラック企業に認定される程の信じられない働き方をしていて、とても続けたいと思うような開発環境ではなかったため、自分の会社を辞めたあともその方からお声がけを頂いたがお断りした。お声がけ頂いたことは嬉しいが、あの環境には二度と戻りたくはない。

誤解が無いように付け加えておくと、自社の働き方が異常なだけであって、取引先がブラックということではない。私も含め開発メンバー全員技術力がある訳でもなく、作ってはバグを出しての繰り返しで、永久ループを作っていただけの話である。

もう一人の好きになった方は会社の上司だった。歳は私より若かったが、見た目からは想像できないが話をすると知識の豊富さで頭が良さそうだというのが直ぐに分かる感じの方だった。

大手企業との打ち合わせのときに、私などは緊張しまくって話しても噛みまくっていた状態だったが、その上司は冷静沈着で分かりやすい口調で顧客と対等に話をしていたのがとても印象に残っている。

子供っぽい心も持っていたのが意外ではあったが、ガキだと上から見下ろそうと思うこともなかった。こちらの話には常に親身に聞いてくれるからこそこちらも頑張って仕事をこなして行こうと感じさせてくれていた。

私がこの事業を通して皆様に伝えたいことは、インターネットという技術を使った様々なサービスについて、様々な憶測がある点を取り払い、全て真実をお伝えするということです。

インターネットで使用されている技術は全世界共通言語であり、公平な環境が与えられています。回線速度の良し悪しはあれど、一般的に使う分にはそう大差ありません。その限られた技術の中で、如何に有利な立場を作ることができるかを常に念頭に置いて開発しています。

2年前にエルメスオンラインのリストック監視で限界を感じたのは、当時は持続可能な状態では無かったという点があります。今の仕組みについては、現状を維持できるのであれば、持続可能なものを構築できたと自負しています。

エルメスオンラインだけに限らず、リストック監視が困難な様々なサービスにおいてもこの技術は有効だと考えているので、気軽に相談してもらえたらと思います。